標高1,732mの地蔵峠まで上がる道に、冬期閉鎖の設定がありません。長野県上田市の菅平(約1,300m)から東御市の地蔵峠へ抜けるこの高原ルートは、両方がスキー場を抱えるため主要路線が冬も維持され、季節でルートが消える峠が多い信州では珍しい組み合わせです。
菅平と湯の丸をつなぐのは国道406号・144号と県道94号
両高原をつなぐ主要路線は3本です。菅平高原を通る国道406号、鳥居峠を越えて群馬県嬬恋村へ抜ける国道144号、地蔵峠へ上がる長野県道94号東御嬬恋線。菅平高原は標高1,300m(2026-08時点・信州上田観光協会)、地蔵峠は標高1,732mです(2026-08時点・湯の丸高原)。
湯の丸を先に回る東御市発が、取りこぼしが少ない
上田側から入れば国道406号で菅平へ上がり、国道144号で鳥居峠を越えて嬬恋へ下り、県道94号で地蔵峠へ登り返す形。東御市側から上がれば、湯の丸を先に片付けて嬬恋・鳥居峠経由で菅平へ回る逆順です。
違いは施設の開閉時刻に出ます。地蔵峠の湯の丸高原ビジターセンターは9:00〜16:00・水曜定休(2026-08時点・信州とうみ観光協会)、夏山リフトは8:30〜16:30。閉まるものが地蔵峠側に集中するため、湯の丸を先に置く東御市発のほうが取りこぼしが少なくなります。
主要3路線に冬期閉鎖はなく、閉まるのは傍陽菅平線
長野県上田建設事務所が告示した令和7年度の冬期通行規制は11路線12区間ですが、国道406号・国道144号・県道94号東御嬬恋線はいずれも含まれていません(2026-08時点・長野県上田建設事務所)。この3本に冬期閉鎖の設定はありません。
一方、上田市真田町側から菅平方面へ上がる一般県道 傍陽菅平線は閉鎖対象で、上田市真田町傍陽字宗次郎〜同字草茂が令和7年12月3日11時から令和8年4月9日15時まで閉鎖されます(同)。
標高1,732mまで上がる以上、冬は積雪・凍結が前提です。現況は長野県の道路情報広場Naganoで確認できます。
地蔵峠の無料駐車場は1,300台。給油は市街地で
地蔵峠には無料駐車場が1,300台あります(2026-08時点・信州とうみ観光協会/嬬恋村観光協会)。同じ場所に湯の丸高原ビジターセンター(開館期間4月〜11月、9:00〜16:00、水曜定休)が立ち、湯の丸高原キャンプ場は5月から9月の営業です(2026-08時点・湯の丸高原)。
給油は上田市街か東御市街で済ませる前提で組みます。
つつじ平のレンゲツツジ約60万株
つつじ平には、国の天然記念物に指定されたレンゲツツジの大群落約60万株が広がります(2026-08時点・東御市)。6月の週末はつつじ祭の来訪が1,300台の駐車場に集中します。
夏山リフトの運行日と運賃(令和8年度)
地蔵峠からつつじ平へは夏山リフトが架かり、令和8年度は6月5日〜6月30日が毎日、7月は土日祝、8月1日〜8月16日は毎日の運行。運賃は大人(中学生以上)往復1,300円・片道800円、子ども(小学生以下)往復800円・片道500円で3歳未満は無料です(2026-10時点・信州とうみ観光協会)。
つつじ祭は令和8年度が6月5日〜6月30日で、6月21日の10:00〜15:00にイベントデーが設定されています(同)。県道94号をさらに進んだ池の平湿原は標高2,000mです(2026-08時点・東御市)。
嬬恋・草津・清里へつなぐ
地蔵峠から群馬県側へ下れば嬬恋パノラマライン、北上すれば草津・志賀草津高原ルート、南へ振れば清里高原方面へつながります。
よくある質問(FAQ)
Q. 菅平から湯の丸へ抜ける道に冬期閉鎖はありますか。 A. 主要3路線(国道406号・国道144号・県道94号東御嬬恋線)は令和7年度冬期通行規制11路線12区間に含まれておらず、設定はありません。上田市真田町側の県道傍陽菅平線は令和7年12月3日11時〜令和8年4月9日15時が閉鎖です(2026-08時点・長野県上田建設事務所)。
Q. 地蔵峠にバイクを停められますか。 A. 無料駐車場が1,300台あります(2026-08時点・信州とうみ観光協会)。二輪専用区画と公衆トイレは、公表資料に記載がありません。