12月から4月上旬、嬬恋パノラマライン(つまごいパノラマライン)で走れるのは南ルートだけです。群馬県嬬恋村の高原キャベツ畑を貫く村道は通行料金がかからない一方、北ルートは冬に閉鎖され、接続する万座ハイウェーには二輪の排気量制限もあります。季節と車種で、走れる範囲が変わります。
北ルートと南ルートの2本、合わせて約35km
つまごいパノラマラインは嬬恋村道で、北ルートと南ルートの2本からなります。合わせた全長はおよそ35kmです(2026-08時点・嬬恋村観光協会)。沿線は高原キャベツの畑で、北ルート沿いの愛妻の丘は標高1,200m、見学は無料です(2026-08時点・吾妻観光連盟)。
村道の規制は県管理道路の告示に載らないため、村と観光協会の発表が一次情報になります。
12月から4月上旬に選べるのは南ルートだけ
2本のルートは走れる季節が違います。北ルートは田代湖・バラギ高原側を通り、冬季は一部区間を除いて閉鎖されます。南ルートは鹿沢・湯尻方面へ抜ける側です。
つまり**12月から4月上旬は、選べるのが実質的に南ルートだけです。**この時期に北ルートを前提に組むと、愛妻の丘ごと行き先が消えます。春から秋は2本をつないだ周回が組めます。
北ルートは12月1日に閉じ、4月11日に開いた(2025年度)
北ルートの冬季閉鎖には年別の実績があります。2025年度は2025年12月1日に村内各所の冬季通行止めが始まり、北ルートは一部区間を除いて閉鎖、愛妻の丘も同時に閉鎖されました。解除は2026年4月11日で、同日から北ルートは全線通行できます。前年の解除は2025年4月10日でした(2026-08時点・嬬恋村観光協会)。
解除は4月上旬から中旬に集中していますが、日付は年ごとに動きます。
本線に給油所は無い。愛妻の丘の叫び台は見学無料
パノラマラインは農地の中を通る村道で、本線沿いに給油所や商業施設は置かれていません。給油と補給は国道144号・国道145号沿いの市街地で済ませる前提です。
愛妻の丘には浅間山に向かって声を上げるための叫び台(デッキ)が設けられており、見学は無料です(2026-08時点・吾妻観光連盟)。
愛妻の丘・バラギ高原・田代湖
北ルート側にはバラギ高原と田代湖、南ルート側は鹿沢・湯の丸方面が続きます。愛妻の丘は浅間山を正面に据える位置にあり、村を象徴する展望地として案内されています(2026-08時点・嬬恋村観光協会)。
万座ハイウェーは125ccを超える二輪車だけ
嬬恋村から万座温泉へ上がる万座ハイウェーは有料道路です。三原から万座温泉まで約21kmで、通行料金は二輪車750円、軽自動車・普通車1,070円、小形バス2,650円、大型車4,300円。通行できるのは125ccを超える二輪車に限られ、125cc以下の自動二輪車と原付は通行できません(2026-08時点・日本観光自動車道協会)。運営は西武・プリンスホテルズワールドワイドです。
志賀草津道路は4月22日まで閉鎖。村の出入り口の国道144号・145号は対象外
その先の国道292号(志賀草津道路)は天狗山ゲート〜渋峠の17.9kmが2025年11月12日13:00から2026年4月22日10:00まで閉鎖され、万座方面の県道466号牧干俣線も2区間が同期間に閉じます。一方、村の出入り口である国道144号・国道145号は冬期閉鎖の対象に入っていません(2026-08時点・群馬県道路管理課)。
二輪の規制については、日本二輪車普及安全協会の一覧に群馬県分として載る3区間のなかに、嬬恋村内の路線はありません(2026-08時点)。北へ抜ければ草津・志賀草津高原ルート、西の鹿沢・湯の丸方面へ向かえば菅平高原〜湯の丸高原へつながります。
よくある質問(FAQ)
Q. 冬でもパノラマラインは走れますか。 A. 北ルートは冬季閉鎖されます。2025年度は2025年12月1日に閉鎖が始まり、2026年4月11日に解除されました。前年の解除は2025年4月10日です(2026-08時点・嬬恋村観光協会)。愛妻の丘も閉鎖期間中は立ち入れません。
Q. 万座ハイウェーは原付やミニバイクで走れますか。 A. 走れません。通行できるのは125ccを超える二輪車に限られ、125cc以下の自動二輪車と原動機付自転車は通行禁止です。料金は二輪車750円です(2026-08時点・日本観光自動車道協会)。