霞ヶ浦一周(かすいち)は、起点になりやすい土浦市街で、二輪が通れない道路に突き当たるところから始まります。日本第二の湖・霞ヶ浦の外周をひと回りするルートで、標高差がほとんど無い代わりに距離が長く、一日の配分が走破できるかを決めます。
125km・獲得標高269m、休憩は5カ所
茨城県が公表する「霞ヶ浦一周ロングライド」のコース設定では、周回距離は125km、獲得標高269m、起終点は土浦市のりんりんポート土浦です(2026-08時点・茨城県政策企画部スポーツ推進課)。自転車での想定走行時間は5時間00分とされています。
二輪では所要時間よりも、県が示す5カ所の休憩スポット(大須賀津農村公園・和田公園・天王崎公園・道の駅たまつくり・かすみキッチン)を区切りにできます。屋内で補給できるのは道の駅たまつくりで、営業時間は9:00〜18:00(2026-08時点・全国「道の駅」連絡会)。ここを閉店前に通過できるかが行程成立の目安になります。
反時計回りなら、湖岸の出入りが左折で済む
**反時計回りを推奨します。**理由は右左折の向きです。左側通行では、反時計回りに走ると湖が常に進行方向の左手に来ます。湖岸の公園・駐車帯・道の駅はいずれも湖側にあるため、**左折で入って左折で出られます。**時計回りだと立ち寄るたびに対向車線を横切る右折が必要になり、交通量のある区間ほど待ち時間が増えます。
土浦を起点に反時計回りで出ると、行方市の道の駅たまつくりが行程の中盤に来ます。営業時間に対して余裕を持って着ける配分になり、給油と食事をまとめて片づけられます。
給油は土浦で満タンにして出る
給油は、市街地のある土浦側で満タンにしてから出る組み方が現実的です。湖の東岸(行方・潮来方面)は住宅と農地が続く区間が長いため、残量が半分を切った時点で市街地に近い側へ寄せる判断が要ります。
霞ヶ浦大橋のたもとは道の駅たまつくり
西岸は土浦市街から始まります。霞ヶ浦総合公園のオランダ型風車が目印で、出発前の補給に向きます。湖を横断する霞ヶ浦大橋は行方市とかすみがうら市を結び、たもとが道の駅たまつくり(行方市玉造甲1963-5)です。駐車場は大型9台・普通車68台(うち身障者用2台)(2026-08時点・全国「道の駅」連絡会)。
帆曳船の13:30便から逆算する、午前と午後の配分
夏から秋にかけては観光帆曳船が湖上に出ます。土浦市の運航は2026年7月21日から10月中旬までの毎週土・日曜と祝日で、随伴船「ホワイトアイリス号」の13:30便から見学できます。料金は大人1,570円・小人780円(2026-08時点・土浦市)。無風・悪天候時は運休します。
日帰りなら宿は不要ですが、13:30便に合わせると午後が短くなります。北岸・東岸を午前に片づけ、午後を土浦側で使う配分が噛み合います。
土浦高架道は二輪が終日通行禁止
**土浦市街には二輪が通行できない道路があります。**土浦高架道は、市道区間(港町1丁目〜桜町4丁目)と土浦境線区間(桜町4丁目〜田中3丁目)のいずれも、二輪の自動車および原動機付自転車が終日通行禁止です(2026-08時点・日本二輪車普及安全協会)。土浦港へ向かうときは高架に乗らず、下の一般道を使います。
筑波山方面は規制が多く、県北はグリーンふるさとラインへ
北西の筑波山方面へ延ばす場合は規制の確認が先です。表筑波スカイライン(県道筑波公園永井線)は原付・自動二輪が終日通行禁止、筑波スカイラインは19:00〜翌8:00が通行禁止です。石岡市の市道フルーツライン、桜川市の市道にも終日規制があります(2026-08時点・日本二輪車普及安全協会)。
県北の山あいへ向かうならグリーンふるさとラインへつなげられます。日本二輪車普及安全協会の規制区間一覧で県北に挙がるのは日立有料道路(125cc以下が対象)で、グリーンふるさとラインは掲載されていません(2026-08時点)。
よくある質問
Q. 道の駅たまつくりの駐車場は。 A. 大型9台・普通車68台(うち身障者用2台)で、二輪専用の枠は案内されていません(2026-08時点・全国「道の駅」連絡会)。
Q. 帆曳船に乗れるのはいつですか。 A. 2026年7月21日から10月中旬までの毎週土・日曜と祝日で、随伴船は13:30便から見学できます。無風・悪天候時は運休します(2026-08時点・土浦市)。
Q. 給油はどこで済ませますか。 A. 市街地のある土浦側で満タンにして出ます。湖の東岸(行方・潮来方面)は住宅と農地が続く区間が長く、残量が半分を切ったら市街地に近い側へ寄せます。