冬の赤城山で山上へ入れるのは、前橋側の県道4号(赤城道路)だけです。群馬県前橋市の山上にはカルデラ湖の大沼と湿原の覚満淵があり、上がる県道は3本ありますが、残る2本は冬期に閉鎖されます。開始日と解除日は年ごとに動くため、春先と初冬の計画は告示日で組みます。
山上へ上がる3本の県道と、カルデラ底の標高
前橋側の県道4号(前橋赤城線・通称 赤城道路)、東側から赤城温泉を経由する県道16号(大胡赤城線)、沼田側から上がる県道251号(沼田赤城線)。県道251号は、群馬県道路管理課が冬期閉鎖の起点を「旧有料道路料金所」と記しており、かつての有料道路を引き継いだ道と分かります。
車道が届くのはカルデラ底までで、大沼は標高1,340m、覚満淵は標高1,360mです(2026-08時点・群馬県自然環境課)。最高峰の黒檜山は標高1,828mですが登山道の領域です。
往復になる県道4号、通過できる県道251号
県道4号から入ると来た道を戻る往復型になります。県道251号から上がれば下山後に沼田・川場方面へ抜けられ、赤城山を通過点にできます。県道16号は赤城温泉を経由して小沼付近へ出る道です。後者2本は冬に閉じるので、**通過型が組めるのは春から年末までです。**12月中旬〜3月は山上へ入れる県道が4号だけになり、流入がここに集約されます。4月上旬〜12月中旬は3ルートに分かれ、通過型を組むなら沼田側の県道251号が向きます。
県道16号・251号は冬に閉鎖、令和7年度の日付
群馬県道路管理課が告示した令和7年度(2025〜2026年)の冬期閉鎖は次のとおりです。
| 路線 | 閉鎖区間 | 期間 |
|---|---|---|
| 県道16号 大胡赤城線 | 苗ヶ島町(赤城温泉入口)〜富士見町赤城山(小沼地先) | 2025年12月16日10:00 〜 2026年4月6日10:00 |
| 県道251号 沼田赤城線 | 沼田市利根町砂川(旧料金所)〜富士見町(大沼周遊道路交差点) | 2026年1月5日14:00 〜 2026年3月19日10:00 |
前年度は県道16号が2024年12月17日〜2025年4月7日、県道251号が2025年1月6日〜2025年3月21日でした(前橋観光コンベンション協会)。**日付は年ごとに動くため、3月下旬〜4月上旬の計画はその年の告示で確定させます。**県道4号は閉鎖対象外ですが、標高1,340mまで上がる以上、積雪・凍結時は冬用タイヤ等が前提です。
ビジターセンター閉鎖後の休憩と、給油は麓で
山上の富士見町赤城山にガソリンスタンドは見当たらず、給油は前橋市街か関越道 赤城IC周辺で済ませる前提で組みます。
休憩拠点だった**県立赤城公園ビジターセンターは、赤城ランドステーション建設に伴い2025年3月31日で閉鎖され、立ち寄れません。**群馬県自然環境課は代替として覚満淵・おのこ駐車場・大洞駐車場の公衆トイレを案内しています(公園全体で8カ所)。赤城山総合観光案内所は4月中旬〜11月中旬。大沼湖畔の青木旅館は日帰り入浴が大人600円・子ども400円です(2026-08時点・公式サイト)。
沿線の見どころ
大沼は山上のカルデラ湖で、湖畔の小鳥ヶ島に朱塗りの赤城神社が建ちます。秋はボート、結氷する冬は氷上でわかさぎ釣りが行われます。覚満淵は「小尾瀬」とも呼ばれる湿原で、木道があります。
二輪規制の有無と、赤城から先へつなぐ道
日本二輪車普及安全協会が各都道府県警の協力で集計した規制区間一覧では、群馬県の掲載は3区間で、赤城山の3路線は挙がっていません(2026-08時点)。掲載されているのは上信自動車道、桐生市梅田町の県道桐生田沼線(125cc以上400cc以下・土日休日の終日)、国道18号君ヶ代橋東詰です。
沼田側へ下りれば水上・谷川岳、渋川から西へ向かえば草津・志賀草津高原ルートや嬬恋パノラマラインへつながります。
赤城山でよくある質問
Q. 冬でも赤城山の山上まで行けますか。 A. 県道4号は冬期閉鎖の対象外なので道路としては通れます。県道16号と県道251号は閉鎖され、令和7年度は県道16号が2025年12月16日10:00〜2026年4月6日10:00でした(群馬県道路管理課)。標高1,340mの山上は積雪・凍結があり、二輪の冬季走行は勧められません。
Q. 赤城山に二輪車の通行規制はありますか。 A. 日本二輪車普及安全協会の規制区間一覧に、赤城山の県道4号・16号・251号は掲載されていません(2026-08時点)。群馬県分として載っているのは上信自動車道・県道桐生田沼線・国道18号君ヶ代橋東詰の3区間です。走行中は現地の規制標識が優先します。