箱根は、首都圏から日帰りで絶景ワインディングを楽しめる関東ライダーの定番エリアです。なかでもアネスト岩田ターンパイク箱根(旧・箱根ターンパイク)は、小田原から大観山まで標高差約1,000mを一気に駆け上がる有料道路。幅員の広いなめらかな舗装と適度なカーブが続き、登り切った大観山からは芦ノ湖の向こうに富士山を望む雄大なパノラマが広がります。ターンパイク・芦ノ湖スカイライン・椿ラインと眺望自慢の道が密集し、温泉や観光地も揃うため、走り・景色・癒やしをまとめて味わえるのが箱根の魅力です。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | ターンパイク〜芦ノ湖スカイライン周遊で約30km |
| 所要時間 | 走行のみ約1.5時間/観光・温泉込みで半日〜1日 |
| 難易度 | 初級(勾配・カーブとも穏やかで走りやすい) |
| ベストシーズン | 通年(10〜11月の仙石原ススキ、空気の澄む秋〜冬の富士山が好機) |
| 料金 | ターンパイクは二輪(125cc超)通行可・有料。芦ノ湖スカイラインも二輪料金あり(最新料金は各公式サイトで確認) |
| 営業時間 | ターンパイクは5:30〜22:30(最終入場22:00。変更の場合あり、要確認) |
モデルコース(半日〜1日)
小田原厚木道路 箱根口IC →(または西湘バイパス 早川IC)→ アネスト岩田ターンパイク → 大観山(展望台・スカイラウンジ)→ 芦ノ湖スカイライン → 箱根スカイライン → 芦ノ湖・元箱根 → 大涌谷 → 箱根湯本(温泉)。
ターンパイクで一気に標高を上げ、大観山で富士山を眺めてから芦ノ湖スカイラインの尾根道へ抜けるのが王道です。帰路は無料で走れる椿ライン(県道75号)で湯河原へ下るか、箱根湯本で日帰り入浴を挟むと、疲れを残さず締めくくれます。渋滞を避けたいなら早朝発がおすすめで、朝の大観山は富士山の見え方も安定しています。
見どころ
アネスト岩田ターンパイク箱根
小田原から大観山まで全長約13.8kmを駆け上がる有料ワインディング。二輪(125cc超)も走行でき、路面が良く見通しもよいため、ワインディング初挑戦のライダーにも向いています。直線基調の登りは大排気量車の試乗コースとしても有名です。
大観山
ターンパイク頂上・標高約1,000mの展望スポット。晴れた日には芦ノ湖と富士山が重なる絶景が広がり、展望ラウンジではコーヒー片手に休憩できます。週末の朝はライダーが集まる交流スポットとしても定番です。
芦ノ湖スカイライン
箱根外輪山の稜線を走る有料道路。芦ノ湖側と駿河湾・富士山側、両方の眺望が楽しめます。
大涌谷・芦ノ湖
箱根を代表する観光地。噴煙立ちのぼる大涌谷、遊覧船が行き交う芦ノ湖と、休憩や観光に事欠きません。
グルメ・立ち寄り
- 仙石原のススキ草原:10〜11月は黄金色に輝く。県道75号沿いが特に見事
- 大涌谷の黒たまご:箱根名物の定番
- 大観山スカイラウンジ:富士山を眺めながら休憩できる展望カフェ・売店
- 箱根湯本温泉:帰り道に立ち寄れる日帰り入浴施設が豊富
ベストシーズンと服装
通年楽しめますが、空気が澄んで富士山がくっきり見える秋〜冬の晴れた日は特に狙い目です。標高1,000m前後まで上がるため市街地との気温差が大きく、霧も出やすいエリア。防寒とレインウェアを携行しておくと安心です。冬は路面凍結によるチェーン規制・通行止めが入ることがあるため、事前に道路情報を確認しましょう。
走行時の注意点
- ターンパイク・芦ノ湖スカイライン・箱根スカイラインはいずれも125cc以下の二輪車は通行不可。126cc以上の自動二輪のみ走行できる(原付二種は無料の椿ライン・国道1号で箱根を楽しめる)
- いずれも有料道路。料金・営業時間は改定されることがあるため、最新情報は各公式サイトで確認を
- 週末・連休は渋滞が激しい。早朝発が快走のコツ
- 霧が発生しやすいエリア。視界不良時は速度を落とす
- 冬季は凍結・積雪による規制が入る場合がある。出発前に道路情報を確認
- 観光地のため歩行者・観光バスが多い。市街地区間は控えめに走る
周辺ルートとの組み合わせ
大観山からは椿ライン(椿ライン・湯河原)で湯河原へ下る周回が定番。箱根の西へ抜ければ伊豆スカイラインから伊豆半島方面へ、御殿場側へ下りれば富士山周辺(山中湖・パノラマ台)とつなぐ周回も人気で、1泊2日の富士・箱根ツーリングとして組み立てやすいエリアです。