栗林公園は、香川県高松市の中心部にある、江戸初期に高松藩主の別邸として造られた大名庭園です。約100年をかけて完成した回遊式庭園で、背後の紫雲山を借景に、六つの池と十三の築山を巧みに配した景観は、歩を進めるごとに趣が移り変わる「一歩一景」と称されます。国の特別名勝の中でも最大級の広さを誇り、四季折々の花や松の緑が美しく、うどん県・讃岐のグルメとあわせて楽しめる高松ツーリングの拠点にふさわしい名園です。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 高松中央IC〜栗林公園で約6km(園内は徒歩) |
| 所要時間 | 庭園散策で1〜2時間/観光込みで半日 |
| 難易度 | 初級(市街地アクセス。園内は徒歩) |
| ベストシーズン | 3月下旬〜4月(桜)/11月下旬〜12月上旬(紅葉) |
| 通行 | アクセス路はすべて一般道で二輪通行可・通年 |
モデルコース(半日)
高松道・高松中央IC → 市街の駐車場 → 栗林公園(南庭) → 飛来峰からの眺め → 掬月亭 → 北庭 → 屋島・讃岐うどん巡りへ。
市街の駐車場に停め、南門から入って池泉回遊式の南庭をゆっくり巡るのが定番です。園内の茶室・掬月亭では抹茶をいただきながら庭を眺められます。散策後は屋島や讃岐うどんの名店巡りへ足を延ばすと、高松の見どころと味を一日で満喫できます。
見どころ
飛来峰と偃月橋(えんげつきょう)
南庭の築山・飛来峰から見下ろす景観は、栗林公園を象徴する一枚。眼下の南湖に架かる弓なりの偃月橋と、その先に広がる松と紫雲山が織りなす構図は、庭園を代表する撮影スポットです。
掬月亭(きくげつてい)
南湖のほとりに建つ数寄屋造りの茶室。歴代藩主が愛した「大茶屋」で、池に張り出すように建てられ、どの部屋からも庭を望めます。抹茶とともに大名気分で庭園美を味わえます。
手入れの行き届いた松と四季の彩り
園内には千本を超える手入れされた松が配され、緑の造形美をつくります。春は桜、初夏はハナショウブ、秋は紅葉と、季節ごとに表情を変える花木も見どころです。
グルメ・立ち寄り
- 讃岐うどん:高松周辺に名店が密集。セルフ店から製麺所まで多彩
- 骨付鳥:高松発祥のスパイシーな鶏もも焼き
- 和三盆スイーツ:讃岐特産の高級砂糖を使った上品な甘味
- 園内の和菓子・抹茶:掬月亭や茶店で庭を眺めながら一服
ベストシーズンと服装
桜が咲く3月下旬〜4月と、紅葉が見頃を迎える11月下旬〜12月上旬がとくに美しい時期です。瀬戸内側は比較的温暖ですが、朝晩の冷え込みに備えて脱ぎ着で調整できる服装がおすすめです。園内は広く歩く距離が長いため、歩きやすい装備を意識しておきましょう。
走行時の注意点
- 市街地は交通量が多く歩行者も多い。駐車場に停めて散策する
- 桜・紅葉シーズンは周辺道路と駐車場が混雑する。時間に余裕をもつ
- 開園時間は季節で変わり、ライトアップ期間などもある。最新情報は公式で確認する
- 入園料が必要。料金は公式情報で確認する
周辺ルートとの組み合わせ
栗林公園と同じ高松市内では、瀬戸内海を一望する卓状台地・屋島(屋島(屋島スカイウェイ))とあわせて巡りやすく、庭園美と絶景を一日で楽しめます。金刀比羅宮の門前町(こんぴらさん(金刀比羅宮))や多島美のしまなみ海道(しまなみ海道)へ展開すれば、讃岐の歴史・文化と瀬戸内の絶景をつなぐ香川ツーリングが組み立てられます。