屋島は、高松市街の東に平らな頂をもたげる、標高約290mのテーブル状溶岩台地です。屋根のような独特の姿から名付けられたこの山へは、屋島スカイウェイが山上まで駆け上がり、瀬戸内海に浮かぶ島々と高松の街並みを一望する大パノラマが待っています。山上には源平合戦(屋島の戦い)ゆかりの史跡や、四国八十八ヶ所霊場の屋島寺が点在し、絶景と歴史を同時に味わえる、高松ツーリングの定番スポットとして親しまれています。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 高松中央ICから山上まで約10km |
| 所要時間 | 走行のみ片道約20分/観光込みで半日 |
| 難易度 | 初級(舗装された観光道路。カーブは多め) |
| ベストシーズン | 3月下旬〜4月(桜)/10〜11月(紅葉・秋晴れ) |
| 通行 | 屋島スカイウェイは無料化で二輪通行可(山上駐車場は二輪有料) |
モデルコース(半日)
高松道・高松中央IC → 屋島スカイウェイ入口 → 屋島スカイウェイ(登り約4km)→ 山上駐車場 → 獅子の霊巌 → 屋島寺 → 談古嶺 → 往路を戻り高松市街や志度方面へ。
麓から山上まではおよそ4kmの登り。かつての有料道路「屋島ドライブウェイ」は無料化され、現在は市道として二輪も通行できます。山上には駐車場が整備され、そこを起点に獅子の霊巌や屋島寺を徒歩でめぐる構成です。通行できる時間帯が決められているため、訪問前に最新の案内を確認しておきましょう。
見どころ
獅子の霊巌(ししのれいがん)
屋島の西側に突き出た展望台。眼下に高松市街、正面には瀬戸内海の多島美が広がり、夕暮れどきの眺めはとくに美しいと評判です。素焼きの皿を投げて厄除けを願う「かわらけ投げ」でも知られます。
屋島寺
四国八十八ヶ所霊場の第84番札所。奈良時代の開創と伝わる古刹で、朱塗りの本堂や宝物館、狸の伝説で知られる蓑山大明神などが山上に静かに佇みます。
源平古戦場の眺め
屋島は、源氏と平氏が戦った屋島の戦いの舞台。談古嶺の展望台からは、那須与一の扇の的の逸話で知られる檀ノ浦や、周辺の入り江を見渡せます。歴史に思いをはせながら景観を楽しめるスポットです。
グルメ・立ち寄り
- 讃岐うどん:高松周辺に名店が密集する香川の代名詞
- 山上の茶屋:屋島名物のいいだこおでんや甘味を味わえる
- 高松市街のグルメ:骨付鳥など、下山後に立ち寄りたい名物が豊富
- 四国村ミウゼアム:麓にある古民家を移築した野外博物館
ベストシーズンと服装
桜が咲く3月下旬〜4月と、空気が澄んで多島美が映える10〜11月がおすすめです。瀬戸内側は比較的温暖ですが、山上は風が強く体感温度が下がることがあります。春秋はウインドブレーカーを一枚携行し、展望台を歩く分の動きやすい服装も意識しておきましょう。
走行時の注意点
- 屋島スカイウェイは通行できる時間帯が決められている。事前に確認する
- 山上駐車場は二輪も有料。最新の料金・営業時間は公式情報で確認する
- 観光客や歩行者が多い山上エリアでは徐行を徹底する
- カーブが連続する登坂路のため、対向車や自転車に注意して走る
周辺ルートとの組み合わせ
高松を起点に西へ向かえば、多島美の中を渡る絶景の島旅・しまなみ海道(しまなみ海道)へと展開できます。金刀比羅宮の門前町(こんぴらさん(金刀比羅宮))とあわせれば、瀬戸内の絶景と讃岐の歴史・文化を巡る香川ツーリングが組み立てられます。