九州ツーリングの代名詞ともいえるのが、大分・別府から阿蘇へと続くやまなみハイウェイです。九重連山と阿蘇外輪山の雄大な山岳地帯を縦断し、世界最大級といわれる阿蘇カルデラの中を走り抜けるダイナミックなルートで、変化に富んだ景観と快適な道路が組み合わさった日本有数のツーリングロードとして知られています。草原・温泉・火山・牧歌的な田園と、わずか1日で表情のまったく異なる景色を味わえるのがこのエリアの大きな魅力です。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 別府〜阿蘇 約70km(周辺観光を含めると100km超) |
| 所要時間 | 走行のみ約2時間/観光・温泉込みで1〜2日 |
| 難易度 | 中級(高低差が大きく標高も高い。快走路主体で走りやすい) |
| ベストシーズン | 4〜6月、9〜11月(新緑と秋がハイライト) |
| 路面・道幅 | 全線整備良好の2車線。見通しのよい高原ワインディング |
モデルコース(1〜2日)
別府 → やまなみハイウェイ(県道11号) → 牧ノ戸峠(約40分)→ 長者原 → 黒川温泉(1泊おすすめ)→ 阿蘇・草千里(約50分)→ 米塚 → 阿蘇神社 → 熊本IC。
別府側から阿蘇へ下る向きで走ると、標高が上がるにつれて視界が開けていく爽快感を存分に味わえます。黒川温泉で1泊を挟むと、阿蘇エリアを翌朝の空いた時間帯にゆったり走れるのでおすすめです。
見どころ
やまなみハイウェイ
別府から阿蘇まで約70kmを結ぶ山岳ルート。九重連山や飯田高原など雄大な景観が連続し、高度が上がるごとに視界が開けていきます。コーナーは緩やかで見通しがよく、ツーリングらしい快走感を楽しめる区間です。
草千里(草千里ヶ浜)
阿蘇中岳の中腹、標高約1,100mに広がる草原地帯。阿蘇五岳を背景にした緑の草原と火口湖のコントラストは圧巻で、阿蘇を象徴する風景として親しまれています。乗馬体験ができる施設もあります。
牧ノ戸峠
標高1,330m、やまなみハイウェイの最高地点付近にある峠。くじゅう連山を一望できる展望台があり、休憩スポットとして人気です。
グルメ・立ち寄り
- 黒川温泉:山あいの風情ある温泉街。入湯手形で複数の露天風呂を巡る日帰り入浴も楽しめる
- 道の駅 阿蘇:高菜めしやあか牛など、熊本のご当地グルメが揃う休憩拠点
- あか牛料理:阿蘇エリアの名物。丼や定食で味わえる店が点在
- 阿蘇神社:全国に約500社ある阿蘇神社の総本社。2016年の地震で被災した楼門も再建されている
ベストシーズンと服装
新緑の4〜6月と、空気の澄む9〜11月が走りごたえのある季節です。標高が高いため、春・秋でも朝晩の冷え込みは強く、特に牧ノ戸峠付近では夏以外は防寒着が欠かせません。高原は天候が変わりやすいので、レインウェアも携行しておくと安心です。
走行時の注意点
- 阿蘇山(中岳)は火山活動の状況により立入規制が変動する。出発前に最新の規制情報を必ず確認する
- やまなみハイウェイ・阿蘇外輪山は霧が発生しやすい。視界不良時は速度を落とす
- 外輪山の稜線では強風が吹くことがあるため、横風に注意
- 高原区間は給油所が少ない。麓のうちに給油しておく