横須賀・観音崎は、東京湾の入り口に突き出た神奈川県最東端の岬です。1869年(明治2年)に日本初の洋式灯台として点灯した観音埼灯台が今も立ち、灯台からは東京湾を行き交う大型船や対岸の房総半島を一望できます。背後の横須賀はアメリカ海軍・海上自衛隊の拠点として知られる「軍港の街」で、海軍カレーや記念艦三笠などの観光資源も豊富です。三浦半島の北端に位置するため、城ヶ島・三崎方面とも組み合わせやすく、日帰りで濃いコースが組み立てられます。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 馬堀海岸IC〜観音崎往復で約20km。横須賀市街も含めると約30〜40km |
| 所要時間 | 半日〜1日(観光・食事の内容による) |
| 難易度 | 初級(幹線道路が中心。観音崎公園内は徒歩) |
| ベストシーズン | 年中可。冬の晴天日は空気が澄み富士山と東京湾の遠望が鮮明 |
| 通行 | 二輪通行可(全区間・国道16号に規制なし) |
モデルコース(半日〜1日)
横浜横須賀道路 馬堀海岸IC → 走水海岸(東京湾ビュー・休憩)→ 観音崎公園・観音埼灯台(散策・展望)→ 観音崎自然博物館(任意)→ 国道16号で横須賀市街へ → 三笠公園・記念艦三笠(史跡見学)→ 横須賀海軍カレーランチ(市街の各店舗)→ 帰路。
馬堀海岸ICを降りてすぐ走水地区へ向かうと、東京湾を眼前に見ながら走れる快適な海岸区間があります。観音崎公園は広大で、灯台まで遊歩道を歩いて上がる必要があります(バイクは公園駐車場に停車)。横須賀市街への移動は国道16号が幹線です。
見どころ
観音埼灯台
1869年(明治2年)に日本最初の洋式灯台として初点灯した歴史的な灯台。現在の石造り白亜の灯台は1925年(大正14年)に竣工した3代目で、観音崎公園の遊歩道から灯台上部まで登ることができます(内部公開は有料・最新情報を要確認)。灯台からは東京湾航路を行き交うコンテナ船・タンカー・護衛艦などが近距離で見え、対岸の房総半島も望めます。
走水(はしりみず)海岸
観音崎の西側に位置する静かな漁港・海岸地区で、東京湾越しに富士山を望む夕日のスポットとして知られています。走水は湧水地としても知られており(横浜市水道局の水源の一つでもあった歴史があります)、周辺には地魚を扱う飲食店も点在します。
三笠公園・記念艦三笠
横須賀市街の汐入地区にある公園で、日露戦争(1905年)の日本海海戦で連合艦隊旗艦を務めた「三笠」が保存展示されています。世界三大記念艦のひとつとも称され、艦内の展示や砲台を間近に見られます(入場有料・営業時間は公式で確認)。公園から見えるヴェルニー公園やアメリカ海軍の艦船も横須賀ならではの景観です。
グルメ・立ち寄り
- 横須賀海軍カレー:市内に多数の加盟店があり、各店ごとにスタイルが異なる。「横須賀海軍カレーの店」認定店を事前にリストアップして訪問するのがおすすめ
- 走水の地魚料理:走水港周辺の食堂でアジ・イカ・タコなど相模湾・東京湾の新鮮な魚介が楽しめる
- ドブ板通り(本町商店街):横須賀基地ゲート前の個性的な商店街。スカジャン・アメリカングルメの文化が色濃く残る横須賀の名所
ベストシーズンと服装
観音崎エリアは年中アクセス可能で、標高も低いため季節を問わず訪問できます。春の花(桜・花見)と秋の澄んだ空が走りやすく、冬の晴天日は空気が乾いて富士山や房総の山並みが鮮明に見えます。海沿いのルートは強風時に横風の影響を受けやすく、突風に備えてゆとりある運転が必要です。
走行時の注意点
- 観音崎公園内はバイク走行不可。公園駐車場にバイクを停めて徒歩で散策
- 国道16号の横須賀市街区間は信号が多く渋滞しやすい。時間帯に余裕を持って計画する
- 走水〜観音崎の海岸道路は強風時に横風に注意
- 三笠公園・記念艦三笠は有料施設。営業時間・休館日を事前に確認
- 夏の海水浴シーズンは周辺道路と駐車場が混雑しやすい
周辺ルートとの組み合わせ
観音崎から南へ三浦半島を縦断して三浦半島・城ヶ島を目指す半島一周コースが人気です。城ヶ島の磯と三崎港のマグログルメをセットにすると、神奈川の海を南北に満喫できる充実した1日になります。また、帰りに湘南・国道134号を経由して江の島・湘南まで西に流すルートも定番で、海沿いを走り続ける解放感が魅力です。