犬吠埼・銚子は、関東最東端に立つ犬吠埼灯台と、太平洋に削られた屏風ヶ浦の断崖が魅力の海岸エリアです。真っ白な灯台と目の前いっぱいに広がる太平洋、本州の平地でいち早く昇る朝日が見どころ。少し足を延ばせば「東洋のドーバー」とも呼ばれる屏風ヶ浦のダイナミックな断崖や、水平線が丸く見える展望館も楽しめます。銚子電鉄のレトロな沿線や銚子漁港の新鮮な海鮮とあわせて、千葉の最東端を満喫できるシーサイドルートです。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 佐原香取IC〜銚子〜屏風ヶ浦で約40km |
| 所要時間 | 走行・観光込みで半日〜1日 |
| 難易度 | 初級(平坦な海岸路。横風に注意) |
| ベストシーズン | 通年(初日の出・朝日の名所) |
| 通行 | 国道356号など二輪通行可。海沿いは横風に注意 |
モデルコース(半日〜1日)
東関東道 佐原香取IC → 国道356号 → 銚子市街 → 犬吠埼灯台 → 地球の丸く見える丘展望館 → 屏風ヶ浦 → 銚子漁港・ウオッセ21。
東関東道で佐原香取ICまで進み、国道356号で利根川沿いに銚子を目指します。市街地を抜けると潮の香りが強くなり、海沿いの開放的な景色に。犬吠埼で灯台と太平洋を眺め、高台の展望館で水平線を見渡してから、海岸線を走って屏風ヶ浦へ向かうのが王道です。朝日を狙うなら前泊か早朝出発がおすすめです。
見どころ
犬吠埼灯台
関東最東端に立つ白亜の灯台。1874年に英国人技師ブラントンの設計で建てられ、2020年に国の重要文化財に指定されました。内部は参観でき、螺旋階段を上ると灯室脇の回廊から太平洋の大パノラマを一望できます。本州の平地でいち早く朝日が昇る場所としても知られ、初日の出の名所です。
屏風ヶ浦
銚子市から旭市の刑部岬まで約10km続く海食崖。高さ40〜50mの断崖が連なり、英仏海峡のドーバーになぞらえて「東洋のドーバー」と呼ばれます。国の名勝及び天然記念物に指定され、銚子マリーナ側の遊歩道からは、波に削られた地層の縞模様を間近で楽しめます。
地球の丸く見える丘展望館
標高約90mの愛宕山に立つ展望施設。360度のパノラマが広がり、視界の約330度が水平線という開放的な眺めから、地球の丸みを体感できます。晴れた日には富士山や筑波山、犬吠埼灯台まで見渡せます。
銚子漁港・銚子電鉄
水揚げ量で全国有数の銚子漁港では、金目鯛や海鮮丼など銚子ならではの海の幸が味わえます。銚子と外川を結ぶ全長約6.4kmの銚子電鉄は、名物「ぬれ煎餅」の販売で経営難を乗り越えたことで知られるローカル線。犬吠駅や外川駅など昭和レトロな木造駅舎が点在し、太平洋を眺めながらの小さな旅が楽しめます。ツーリングの合間に一区間だけ乗るのもおすすめです。
グルメ・立ち寄り
- ウオッセ21:銚子ポートタワーに隣接。海鮮の直売と食事処
- 銚子の海鮮丼・金目鯛:全国有数の漁港の新鮮な魚介
- ぬれ煎餅:銚子電鉄を支えた銚子名物
- 銚子電鉄沿線:犬吠駅・外川駅などレトロな駅めぐり
ベストシーズンと服装
通年楽しめ、特に初日の出・朝日の名所として人気です。海沿いは風が強い日が多く横風にあおられやすいため走行に注意。朝日を狙う冬は冷え込むので防寒装備を万全にしましょう。夏は日差しが強く、海辺は日陰が少ないので暑さ対策も。
走行時の注意点
- 海沿いは風が強い日が多い。横風にあおられやすいので走行に注意
- 朝日を狙う場合は日の出時刻と天候を事前に確認。冬は防寒装備を万全に
- 犬吠埼灯台の参観時間・参観寄付金は最新情報を公式で確認する
- 南へ九十九里方面へ抜ける九十九里有料道路は、125cc以下は通行不可(126cc以上=R25は走行可)。一般道の海岸線は排気量を問わず走行できる
- 遠方からの距離があり給油ポイントも限られる。早めの給油と休憩を
周辺ルートとの組み合わせ
南へ下れば九十九里ビーチライン方面へと海岸線が続き、利根川を遡れば佐原の古い町並みや鹿島方面へとつながります。太平洋の最東端と九十九里のロングビーチを結べば、千葉の海岸線をたっぷり味わうシーサイドツーリングが楽しめます。房総をさらに南下するなら鋸山・日本寺(鋸山・日本寺 地獄のぞき)と組み合わせるのもおすすめです。