道の駅 たたらば壱番地は、島根県奥出雲町の国道314号沿いに立つ、山あいの道の駅です。すぐそばには、標高差105mを二重のループ橋で越える「奥出雲おろちループ」があり、道の駅からその壮大な構造を望めます。この地は古代から続くたたら製鉄の里として知られ、施設名も製鉄文化に由来します。地元のブランド米・仁多米(にたまい)や奥出雲和牛を使ったグルメが味わえるのも魅力です。中国山地の峠道が集まる要衝にあり、広島県側から松江・出雲方面へ抜けるツーリングの補給・休憩拠点として頼りになる道の駅です。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 奥出雲周遊で約40〜60km |
| 所要時間 | 立ち寄り込みで半日〜1日 |
| 難易度 | 中級(山間のワインディング・峠越えが中心) |
| ベストシーズン | 春〜秋(新緑・棚田・紅葉のループ橋) |
| 営業時間・定休日 | 施設ごとに変動。最新は公式サイトで確認 |
| 通行規制 | 二輪規制のある道はルート上になし |
モデルコース(半日〜1日)
三次東IC →(国道54・314号)→ 奥出雲おろちループ → 道の駅 たたらば壱番地 → 鬼の舌震(おにのしたぶるい)→ 奥出雲の棚田 → 出雲・松江方面。
松江道の三次東ICから国道314号へ入り、奥出雲おろちループで一気に標高を上げるのが定番の流れです。ループを抜けたところに道の駅 たたらば壱番地があり、仁多米や和牛のグルメで補給できます。近くには渓谷美で知られる鬼の舌震があり、遊歩道からダイナミックな岩場を望めます。山あいは給油所が限られるため、三次や松江の市街で早めに給油しておくと安心です。
見どころ
奥出雲おろちループ
奥出雲おろちループは、標高差105mを二重のループ橋で克服する国道314号の名物区間です。ヤマタノオロチの伝説にちなんで名づけられ、上空から見ると渦を巻くような形状が印象的です。展望駐車場からループ橋の全景を望むことができ、ツーリングの見せ場となっています。
たたら製鉄の里
奥出雲は良質な砂鉄を産し、古代から日本刀の原料となる玉鋼を生み出したたたら製鉄の一大産地でした。道の駅の名もこの製鉄文化に由来し、周辺には製鉄の歴史を伝える資料館や史跡が点在します。棚田や山内集落など、たたらが育んだ独特の景観も残ります。
鬼の舌震の渓谷美
道の駅の近くにある鬼の舌震は、斐伊川の支流が刻んだ渓谷で、巨岩・奇岩が連なる景勝地です。遊歩道や吊り橋が整備され、新緑や紅葉の季節にはとくに美しい景観が楽しめます。
グルメ・立ち寄り
- 奥出雲和牛:この地で育つブランド牛のグルメ
- 仁多米のおにぎり・定食:西日本有数の良食味米
- 地元産のそば:奥出雲そばの店が点在
- 山の農産物の直売:季節の野菜やきのこなど
ベストシーズンと服装
新緑の春から棚田が実る夏、紅葉のループ橋が映える秋まで楽しめます。中国山地の内陸は昼夜の寒暖差が大きく、標高も高いため、防寒のジャケットやインナーを用意しておくと快適です。山あいは天候が変わりやすいので、レインウェアも携行しておきましょう。冬季は積雪・凍結の恐れがあるため、最新の路面情報を確認してください。
走行時の注意点
- おろちループや峠道は連続カーブが続く。速度を控えめに
- 冬季は積雪・凍結の恐れ。時期と路面情報を確認
- 山あいは給油所が少ない。市街地で早めの給油を
- 早朝・夕方は野生動物の飛び出しに注意
周辺ルートとの組み合わせ
道の駅から北の出雲平野へ抜ければ、日本海に突き出た岬に立つ出雲日御碕灯台とつながり、山と海を一日で味わえます。西へ足を延ばせば、世界遺産の鉱山町として知られる石見銀山とも組み合わせやすく、島根の歴史と自然を巡るツーリングになります。