江島大橋は、島根県松江市と鳥取県境港市を中海越しに結ぶ巨大なコンクリート橋です。テレビCMで紹介されて「ベタ踏み坂」の愛称で全国的に知られるようになり、望遠レンズで切り取ると壁のようにそそり立って見える独特の景観が名物。橋のたもとには牡丹と高麗人参で名高い大根島、対岸の境港には妖怪でにぎわう水木しげるロードが控え、短い距離ながら見どころが凝縮された山陰・県境エリアの周遊ルートとして人気を集めています。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 境港〜江島大橋〜松江の周遊で約30〜40km |
| 所要時間 | 走行のみ約1時間/観光込みで半日〜1日 |
| 難易度 | 初級(平坦なシーサイド。橋上の勾配と横風に注意) |
| ベストシーズン | 春〜秋(大根島の牡丹は例年4〜5月が見頃) |
| 通行 | 江島大橋は一般県道で無料・二輪通行可(橋上は駐停車禁止) |
モデルコース(半日〜1日)
米子IC → 境港(水木しげるロード) → 江島大橋(ベタ踏み坂) → 大根島・由志園 → 松江しんじ湖温泉 → 松江城。
まず境港側で妖怪ブロンズ像が並ぶ水木しげるロードを散策し、そのまま江島大橋を渡って大根島へ。橋の全景を望遠で撮るなら境港側の道路脇から狙うのが定番です。大根島の由志園で牡丹と庭園を楽しんだあと、松江方面へ抜けて宍道湖畔の温泉や松江城で締めるのが王道の流れです。
見どころ
江島大橋(ベタ踏み坂)
中海をまたぐ全長約1.7km・主径間250mの巨大なラーメン橋で、大型船が通れるよう高く架けられています。実際の勾配は数パーセント台ですが、望遠で圧縮するとアクセルを「ベタ踏み」しないと登れないような急坂に見えることから、この愛称で親しまれています。
大根島・由志園
中海に浮かぶ火山島・大根島は、牡丹と高麗人参の産地として知られます。日本庭園「由志園」では例年春に牡丹が咲き誇り、池に花を浮かべる催しも人気。溶岩がつくった地形や湧水も見どころです。
境港・水木しげるロード
『ゲゲゲの鬼太郎』の作者・水木しげるの故郷である境港。商店街の水木しげるロードには多数の妖怪ブロンズ像が並び、家族連れやライダーの立ち寄りスポットとしてにぎわいます。
グルメ・立ち寄り
- 境港の海鮮:日本海有数の水揚げ港で、カニや新鮮な魚介が名物
- 松江の出雲そば・宍道湖のしじみ:山陰らしい郷土の味
- 松江しんじ湖温泉:宍道湖畔でひと休みできる温泉地
ベストシーズンと服装
橋と海が映える春〜秋がベストで、大根島の牡丹は例年4〜5月が見頃です。中海沿いは横風が吹きやすく、橋の上では特に影響を受けやすいため、防風を意識した装備で速度を控えめに。冬は日本海側特有の曇天や強風、路面凍結に注意が必要です。
走行時の注意点
- 江島大橋は人気の撮影地。橋上は駐停車禁止で、路肩での撮影は交通と歩行者に十分注意する
- 中海沿いや橋上は横風が強い日がある。車線中央を維持し慎重に走行する
- 境港・松江の市街は観光客や生活車両が多い。譲り合って走る
- 冬季は日本海側特有の強風・降雪・凍結に注意し、無理をしない
周辺ルートとの組み合わせ
山陰の海岸線を西へ走れば出雲大社や日御碕(日御碕・出雲海岸線)へ、南の山側へ向かえば蒜山高原と大山の高原ルート(蒜山高原・大山)へと展開できます。県境の巨大橋と山陰の海・高原を組み合わせれば、変化に富んだ山陰周遊ツーリングになります。