飛騨高山は、飛騨山脈(北アルプス)の懐に開けた岐阜県北部の城下町です。城下町として栄えた歴史を今に伝える「古い町並み(さんまち)」には、格子戸の商家や造り酒屋が軒を連ね、その風情から「飛騨の小京都」と呼ばれます。宮川沿いの朝市や、飛騨牛をはじめとするご当地グルメも旅の楽しみ。乗鞍や奥飛騨、白川郷へと通じる山岳路の結節点でもあり、飛騨エリアを巡るツーリングの拠点として絶大な人気を集める町です。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 高山IC〜古い町並み〜飛騨の里で約5km(散策は徒歩) |
| 所要時間 | 観光込みで半日/周辺周遊で1日以上 |
| 難易度 | 初級(市街地アクセス。周辺は山岳路) |
| ベストシーズン | 4〜5月・10〜11月(高山祭・紅葉)/夏は避暑に好適 |
| 通行 | 市街のアクセス路はすべて一般道で二輪通行可・通年 |
モデルコース(半日〜1日)
中部縦貫道・高山IC → 市街の駐車場 → 古い町並み(さんまち) → 宮川朝市 → 高山陣屋 → 飛騨の里 → 乗鞍・奥飛騨・白川郷方面へ。
市街に駐輪して古い町並みや朝市を歩くのが基本です。高山を起点に、東の乗鞍・奥飛騨温泉郷、北の白川郷、南の郡上方面など、四方へ魅力的なルートが延びています。夏は市街から標高を上げると一気に涼しくなるため、避暑を兼ねた高原ツーリングの拠点にも最適です。
見どころ
古い町並み(さんまち)
上三之町を中心とする伝統的建造物群保存地区。出格子の町家や造り酒屋の杉玉が連なり、江戸から明治の商家町の面影を色濃く残します。飛騨牛の串焼きや地酒の試飲など、食べ歩きの楽しみも豊富です。
宮川朝市
宮川沿いで毎朝開かれる朝市。地元の農産物や漬物、民芸品などが並び、飛騨の暮らしと季節を感じられます。日本三大朝市のひとつに数えられ、早朝の散策にうってつけです。
飛騨の里
飛騨各地から移築した合掌造りなどの古民家を集めた野外集落博物館。茅葺きの家々と田園風景が広がり、飛騨の山村の暮らしを追体験できます。市街から少し離れた高台に位置します。
グルメ・立ち寄り
- 飛騨牛:握り・朴葉味噌焼き・串焼きなど、高山グルメの主役
- 高山ラーメン:あっさり醤油の細麺が特徴のご当地ラーメン
- みたらしだんご・五平餅:町歩きの定番おやつ
- 地酒:良質な水と米で知られる飛騨の酒蔵めぐり
ベストシーズンと服装
春と秋の高山祭(4月・10月)や、周囲の山が色づく10〜11月がとくに人気です。標高が高く朝晩は冷え込むため、春秋は防寒インナーが役立ちます。夏でも周辺の高原へ上がると涼しく、ウインドブレーカーを携行すると安心です。町歩き用の歩きやすい装備も意識しておきましょう。
走行時の注意点
- 市街地は歩行者と観光客が多い。駐車場に停めて散策する
- 周辺の峠・高原路は朝晩に霧が出やすい。視界が落ちたら速度を控える
- 高山祭など行事の時期は道路・駐車場が大変混雑する。時間に余裕をもつ
- 施設の営業時間・料金は公式情報で確認する
周辺ルートとの組み合わせ
高山を起点に南下すれば、水の城下町・郡上八幡(郡上八幡)や合掌造りの白川郷(白川郷・五箇山)へと展開できます。東の乗鞍岳へ向かえば雲上の絶景を走る乗鞍スカイライン(乗鞍スカイライン)とも組み合わせやすく、古い町並みと北アルプスの大自然を一度に味わう飛騨ツーリングが組み立てられます。