知床横断道路(国道334号)は、世界自然遺産・知床半島のウトロと羅臼を結び、大自然のど真ん中を走り抜ける北海道屈指の絶景ルートです。標高738mの知床峠に立つと、目の前に迫る羅臼岳と、遠くオホーツク海に浮かぶ国後島を一望できます。本州では味わえない原始の大自然をバイクで駆け抜ける体験は、北海道ツーリングのハイライトといえるでしょう。
このルートのポイント
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 距離 | 知床横断道路 約24km(ウトロ〜羅臼) |
| 所要時間 | 走行のみ約40分/知床周遊込みで2〜3日 |
| 難易度 | 中級(標高差・霧・野生動物に注意。道は走りやすい) |
| ベストシーズン | 6〜9月の夏、10月の紅葉 |
| 開通期間 | 例年4月下旬〜11月上旬(冬季閉鎖。夜間通行止めの時期あり) |
モデルコース(2〜3日)
女満別空港 → 網走 → ウトロ(知床自然センター・知床五湖)→ オシンコシンの滝 → 知床横断道路 → 知床峠 → 羅臼 → 帰路。
オホーツク側のウトロから峠を越え、根室海峡側の羅臼へ抜けるのが王道です。知床五湖の散策やウトロの観光船を組み合わせ、羅臼で海の幸を味わう2〜3日の周遊プランがおすすめです。
見どころ
知床峠
ルート最高地点・標高738m。羅臼岳を間近に仰ぎ、晴れた日には国後島まで見渡せる大パノラマが広がります。
オシンコシンの滝
「日本の滝百選」に選ばれた豪快な滝。道路沿いから間近に望め、ウトロ手前の定番立ち寄りスポットです。
知床五湖
原生林に囲まれた静かな5つの湖。高架木道から散策でき、知床連山を映す湖面が美しい場所です(ヒグマ出没時は閉鎖あり)。
グルメ・立ち寄り
- 羅臼の道の駅「知床・らうす」:新鮮な海の幸が揃い、ウニ・ホッケが名物
- ウトロの海鮮:鮭やいくらなどオホーツクの幸が楽しめる
- 羅臼の温泉:ツーリング後に疲れを癒やせる名湯が点在
ベストシーズンと服装
夏(6〜9月)と紅葉の10月がハイライトです。峠付近は夏でも霧が出やすく気温が一気に下がるため、防寒着とレインウェアは必携。海霧で視界が落ちることも多いので備えておきましょう。
走行時の注意点
- 例年11月上旬〜4月下旬まで冬季通行止め。開通情報を必ず確認する
- ヒグマやエゾシカなど野生動物の生息地。道路への飛び出しに備えて速度を控える
- 峠付近は霧が発生しやすい。視界不良時は無理せず安全運転を徹底する
- 給油できる場所が限られるため、ウトロ・羅臼で早めに給油する
周辺ルートとの組み合わせ
羅臼側からは野付半島・尾岱沼方面へ、ウトロ側からは斜里・小清水原生花園を経て摩周湖・屈斜路湖の道東カルデラ群へとつながります。開陽台(北19号)や名物の直線道路と組み合わせれば、雄大な道東周遊ツーリングが完成します。